日本の山と住まいをつくる

杉と桧と住まいをつくる

日本の山と住まいをつくる

納入事例一覧

富士吉田の家

納入事例

コンセプト

富士山麓に位置し、夏は避暑地として冬は‐12℃にもなる地域。隣家との距離と日射取得、プライバシーの工夫を行いました。外壁は杉板の押縁仕上とし、押縁の印影とシルバーグレイの色とが、富士山と良く似合います。

屋根と壁にグラスウール換算で300㎜の断熱材、窓には国産木製サッシの「smart win 佐藤の窓」を採用。外壁に杉板赤身を使用しているので、内部は白太を基調にまとめました。紀州産杉化粧梁と杉板フローリングが何処か懐かしく、心地いい空間を演出しています。(天野保建築 / 天野洋平)

住まい手の声

とても綺麗な床板を納めて頂き、母もとても喜んでいました。家が12月でも暖かく裸足で過ごすこともあるのですが、歩いていても冷たくなく、感触もとても良いです。
仕事が終わって家に帰ると木の香りがしてホッとします。

木材仕様

床板

[1階]杉  源平ム・上 巾150㎜×厚30㎜ 

[2階]杉  源平ム・上 巾105㎜×厚15㎜

階段材

[踏板]杉  源平上小

[側桁(下地)]杉  特一等

[手摺材]杉  源平上小

少し段板の飛び出したデザインが印象的な階段。支えとなる側桁の雛壇加工と梁との取り合い部分を加工して納品しました。

床材は1階と2階で異なる巾の材を採用いただき製作。1階は150㎜巾でゆったりとした印象ですが、2階は105㎜を使っているため、渡り廊下も相まってラインの通ったスマートな印象を感じました。
杉をふんだんに使った心地よい雰囲気が、写真からも伝わってきます。

撮影 

加々美義人写真事務所

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