日本の山と住まいをつくる

杉と桧と住まいをつくる

日本の山と住まいをつくる

東紀州こどもの園

納入事例

コメント

今後、〈東紀州こどもの園〉は、おそらく児童養護施設のひとつのモデルになると思います。
当初、設計のお話をいただいた際には、プロジェクトの趣旨に非常に感動しました。紀州は日本の木の聖地です。最高の木材を使って児童養護施設をつくることができ、本当に幸せです。日本の子どもたちに、将来明るい夢を抱いてもらえるプロジェクトだと思っています。
建物は、曲線を使って周囲の山並みに馴染むように、溶け込むようなデザインにしました。屋根の高さはなるべく低くしましたが、室内はゆったりした空間にしています。児童家庭支援センター内の地域交流スペースが特に象徴的です。
建物の入口は、曲面を使った垂木の部分にこだわっています。一本一本垂木の角度も長さも異なり、日本で最高の木材、最高の木の技術を使って建設されました。
各部屋は、子どもたちがリラックスして、気持ちよく暮らしてもらえるように配慮しています。施設内の木の椅子は、私たちがデザインしたものも設置しています。
今後、地域の皆さんにはさまざまなかたちでご協力を依頼させていただくと思います。私からもご支援のほど、お願い申し上げます。(エレコム株式会社様ニュースリリースより抜粋)
(隈研吾建築都市設計事務所/隈研吾)

木材仕様

床材

桧 フローリング 生節(埋木) 巾150㎜×厚12㎜ ※オスモ塗装

 

壁板

杉 壁板 源平生節(埋木) 巾105㎜×厚12㎜

 

フェンス材

杉 フェンス下段 赤生節(埋木) 巾70㎜×厚15㎜

 

ルーバー

杉 ルーバー 化粧特一 巾60㎜×厚30㎜  

 

化粧野地板

杉 化粧野地板 源平ム・上 巾150㎜×厚12㎜

 

外壁材

杉 外壁材 赤生節(埋木) 巾150㎜×厚15㎜
桧 外壁材 赤生節(埋木) 巾210㎜×厚15㎜

 

山々に囲まれた地域の特性をいかし、地元の木材がふんだんに使われた施設が私達の拠点、熊野市に建ちました。

今回nojimokuでは外壁材をはじめとする外部材や内装材を担当。

着工前には隈研吾氏にnojimokuの工場まで来ていただき、製品の生産工程も見ていただきました。
工場の様子や、製品についてのご意見をいただくことで、私達の士気も高まり、このプロジェクトに対する期待感がより一層増しました。
建物の中にいても自然をたっぷり感じる施設。地域の資源が存分にいかされたこのプロジェクトに携わることができ、大変光栄です。

撮影

小林研二写真事務所

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