納入事例
コンセプト
愛知県安城市の田園風景の中にミニ開発によってポツンと現れた4軒並びの中の一軒、旗竿の奥に建つ木の住まいです。旗竿敷地は不動産価値的にはマイナス要素がクローズアップされますが、アプローチを豊かに整備してあげることでプライバシーを確保でき落ち着いた住まいを確保できます。
柿崎の家も旗竿部分に来客用も含めて3台分の駐車スペースを確保し、残りをアプローチとして植栽と一体で整備することで奥行き感のある環境としています。
建物は南側の牧歌的な田園風景に対して生活を開き、外部空間も含めたのびやかな生活を包み込むように大屋根を架けたセミコートハウスです。(神谷建築スタジオ / 神谷義彦)
住まい手の声
今の家に住み3年が経ちます。我が家は、三重県熊野の美しい木材を使用し建てていただきました。
この素敵な木の家に住み、感じたこと。1番は、全ての暮らしの体験がランクアップする、ということでしょうか。
何気ない生活の中で行うことが、まるでお洒落なカフェで行っているように思えます。仕事終わり、家で飲むビール。週末、丁寧に淹れるコーヒー。時々、家に友人を呼び行うBBQやパーティーも、来てくれる方々皆、木の香りや雰囲気の良さも楽しんでいただいてる様です。
また、家は住んでみてから出てくる要望も多くあります。木の家は追加の家具や小物、おおよその物は合わせられるのも魅力です。
人生で過ごす時間の多くは、家にあります。その時間が、より幸せになる時間であれば、家時間が幸せ時間と繋がっていき、その住まい手の人生を幸せにしてくれるものだと思います。本物の木の家、オススメです。
木材仕様
構造材・端柄材
杉 桧
造作材
杉 源平上小 、桧 上小
階段材
杉 源平上小
造作材家具用材
杉 のじもくまのパネル(巾接ぎパネル)
床板
[1階]杉 赤生節(埋木) 巾150㎜×厚30㎜
[2階]杉 源平ム・上 巾120㎜×厚15㎜
壁板
杉 源平ム・上 巾120㎜×厚15㎜
浴室・洗面室 羽目板
桧 ム・上 巾120㎜×厚15㎜
鏡板
杉 赤ム・上 巾120㎜×厚15㎜
木塀
杉 源平生節(埋木) 巾125㎜×厚15㎜
杉材をふんだんに使っていただいたお住まい。同じ杉という一つの素材だけでも、源平と赤身、節ありと節無しを使い分けたり、色味や空間の印象に差をつけたり、素材の可能性を改めて感じることが出来ました。
構造材は化粧材を木配りし、神谷さんの手間と愛情がたっぷり注がれた木材となっています。