TOIVOモデルハウス『olo』

納入事例

コンセプト

浦和の家、武蔵野の家を施工してくれた工務店、TOIVO(旧サンビック)の事務所兼モデルハウスとして設計。築50年弱の住居兼テナントをスケルトン状態まで解体、壁や天井の断熱改修、断熱サッシへの交換や遮音性能を高める二重床などを用いて住居としての性能を高めつつ、エアコン一台による全室冷暖房(東京大学 前研究室/東京都市大学 加用研究室協力)などを設置している。

toivo(希望)という社名は北欧建築旅行で体感したフィンランドの自然や建物への感動からフィンランド語で付けられた。その思いへの回答として、大きく掘られたウールカーペットの床はフィンランドの湖などの自然をイメージ、キッチンや窓を設けた浴室などを列車のように見せることで、希望とともに新しい門出を迎える工務店にふさわしいショールームとなるよう計画した。

天井には熊野杉やヒノキの小幅風羽目板。これはアアルトがマイレア邸などに好んで使った仕上げへのオマージュ。住戸の東半分は杉で高く取った天井、西半分は水周りを納めるヒノキの低い天井として天井裏には全室空調のエアコンや配管を設置。あえてコンクリート造の躯体を見せ木材を合わせることで、マンションと無垢の木を使った空間との同化を形状的に示唆した。

OLO とはフィンランド語で「居るということ」。事務所としての居心地、モデルハウスとしての居心地をフラットな状態で体感してもらえる場、という意味が込められている。
(マスタープラン / 小谷和也)

木材仕様

天井板

[リビング・ダイニング]

杉 小幅板風羽目板 赤ム・上 巾133㎜×厚12㎜(3本溝)

[キッチン・洗面脱衣所・浴室]

桧 小幅板風羽目板 赤柾ム・上 巾100㎜×厚12㎜(2本溝)

浴室壁板

桧 ム・上 巾100㎜×厚12㎜

桧の赤柾を使った、なんとも贅沢仕様な小幅板風羽目板。
柾目で製作することにより、無垢材の風合いはありながら、木目を主張しない仕上がりとなりました。浴室の壁板も規格は105巾ですが、天井に使う小幅板風羽目板の巾100mmに合わせて、100巾で加工。
空間に合わせた加工にご対応するオーダーメイド品がつまった事例となりました。

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