日本の山と住まいをつくる

杉と桧と住まいをつくる

日本の山と住まいをつくる

納入事例

素材色の家

設計

施工

コンセプト

道路に沿って、西を向いた住宅が立ち並ぶ通りでの新築計画。

施主であるご夫婦は、登山やキャンプ、サップ、スノーボードなど一年を通して季節ごとに種々のアクティビティを楽しむ自然派な方で、明るく大らかな住まい方のできる家を望まれていました。

 

内部空間においてはご夫婦のお人柄から、静穏で爽やかな印象と、大らかで柔軟な今後の暮らしぶりの実現を目指しています。慎重に素材を選択し、構造的には間仕切り壁を減らすことで大きな気積をとり、家全体での繋がりや一体感が各所に生まれるよう注力しています。

 

1階の床材として使用させて頂いたnojimokuさんの桧には、品のいいつやと淡い色づきがあり、壁天井に塗りまわした漆喰と相性よく空間全体を整えてくれました。2階は個室とフリースペースになっており、部屋の性格から床材には杉を選んでいます。1階から2階へ上がるとフローリングの踏み心地が変わり、樹種による味わいの違いを足触りから体感できる楽しみも生まれました。少ない色数に絞りながらも、それぞれに個性ある素材を選ぶことで豊かさを表現することができました。

(neie設計)

木材仕様

床板

[1階]桧 ム・上 巾120㎜×厚15㎜ 床暖房仕様 オスモ塗装
                桧 ム・上 巾120㎜×厚15㎜ オスモ塗装

[2階]杉 源平ム・上 巾120㎜×厚15㎜ 蜜ロウ・ワックス塗装

壁板

桧 小幅板風羽目板 ム・上 巾150㎜×厚12㎜(5本溝) 

造作材

[階段踏板]桧 上小

[カウンター材]杉  のじもくまのパネル(巾接ぎパネル)

 

桧や杉の床板、壁材に小幅板風羽目板、階段踏板やカウンター材を使っていただいた住宅。

1階は桧の素材で整えられ、桧の淡い色と白い壁が良く合い、明るい色合いながらも静けさを感じる洗練された空間でした。

2階には杉の床板を使っていただき、1階の桧とはまた違った柔らかさ、温かみを感じていただけると思います。

お施主様にはnojimokuまで工場見学に来ていただき、実際に生産工程を見て、素材や塗装についてもよく吟味していただいた上で床板の仕様を決めていただきました。

それぞれの素材の特徴や経年変化を味わいながら、暮らしを楽しんでいただけたらと思います。

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