日本の山と住まいをつくる

杉と桧と住まいをつくる

日本の山と住まいをつくる

納入事例

コンセプト

愛犬たちとのびやかな暮らしをするため、埼玉県の郊外に計画された二世帯住宅です。

分棟型の平面計画によって、建物と建物の『間』に性格の違う、いくつかの外部空間をつくりました。その外部空間は、人と人の距離や、外部からの視線をコントロールすることに役立ち、囲まれた庭には浴室等のプライバシーの高い部屋を隣接することで、家のどこからでも大きく眺望を得ることができる計画となりました。

内外の関わり方をデザインする中で、シームレスな天井の表現をしたいと考えた時に、nojimokuさんの『こなみいた』を使うことで空間の奥行き感や、連続性を際立たせることができました。

リブ巾違いで、クリア塗装とブランジュ塗装を使わせて頂きましたが、割付20のクリア塗装は、桧のもつ艶めかしさが美しく、陰影感の出る『こなみいた』ととても相性がよいように感じました。
割付35のブランジュ塗装は落ち着きのある色味がとても良いです。

こなみいたを天井に貼る場合、リブに対して垂直方向に見る時と水平方向に見る時で、印象がかなり変わるのも面白いポイントでした。
( アトリエ イタガキ / 板垣光星)

木材仕様

軒天・玄関庇・浴室天井板

桧 こなみいた ム・上 巾140㎜×厚12㎜(割付20) オスモ塗装

 

LDK天井板・軒天(南側平天部分)

桧 こなみいた ブランジュ ム・上 巾140㎜×厚12㎜(割付35) 

 

浴室壁板

桧 ム・上 巾105㎜×厚12㎜ オスモ塗装

 

 

和室床板

杉 源平ム・上 巾120㎜×厚15㎜ なぐり加工

2種類の割付巾がある「こなみいた」。それぞれの特徴を活かし、使っていただいた住宅。軒天に使われた割付20の方はスパンドレルのように繊細で陰影も楽しめる表情に。
LDKに使っていただいた割付35は落ち着いた雰囲気を持ちながらもリズミカルな仕上がりに。軒天との繋がりもきれいに仕上げていただきました。

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