納入事例
コンセプト
尾鷲檜を使用してほしい、というオーダーでした。上品でありながらプレーンな素材である「檜」という素材で、表情・奥行き感を出し、表現する方法を検討。
施工前のスタジオがかなりコンパクトで、少し圧迫感を感じたため、陰影での表現で奥行き感を出して圧迫感を解消しました。
完成まで、いくつかのプランを提出しましたが「住宅の居間のように身近な雰囲気」「視聴者の方から親しまれる空間構成」を意識。そのうえで、制作や搬入がしやすいよう、ユニットで構成し、組み立て方法などにもこだわりました。
また、キャッチーすぎて飽きが来ないように、身近で普遍的な「格子」という慣れ親しんだ表現を選択。格子がRになっているのも奥行き感を出すための工夫で、ちょっとした非日常感を演出しています。(神谷建築スタジオ/神谷義彦)
木材仕様
格子材・棚板
桧 ム・上
カウンター下
桧 HInokinoHI ム・上 巾120㎜×厚15㎜
地元ケーブルテレビのZTVさんより、「スタジオのセットをnojimokuさんの木材で作って欲しい」との依頼を頂きました。
今回設計を手掛けてくださったのは、愛知の神谷建築スタジオの神谷さん。
ZTVさんの「地域の桧材を使いたい」というご要望から、限られた要素で表現することを考えてくださいました。
施工は檜作建築さんが担当。かなりタイトな納期の中、檜作建築さんチームが奮闘してくれたおかげで、無事に納品することができました。
現在「ほっと東紀州」という番組で、このセットで放送されています。
さりげなく?のじもくまとHIASOBIを忍ばせているので、放送エリアの方は是非ともご覧頂き探してみて下さい。