日本の山と住まいをつくる

杉と桧と住まいをつくる

日本の山と住まいをつくる

三間一尺²

納入事例

コンセプト

千里ニュータウンの周縁に建つ戸建て住宅である。

敷地面積86.95m2・建蔽率40%・第一種住居専用地域のエッジに位置する一際小さな敷地に夫婦2人・小さな子ども3人の家族5人の暮らしを描いた。
ニュータウンの規制を外れたこの地域には多くの個人商店が軒を連ね、URの団地群と戸建て住宅が用途地域を境にスケールを極端に変えながら風景をなしている。

限られた敷地の中で後退距離と北側・道路斜線をトレースして現れる三間一尺角の家型に、いくつかの凸部を纏わせ、許される限りのヴォリュームを目一杯に収めた。

日照とプライバシーとを考慮した2階のリビングは唯一南西の方角に視線が抜け、近くには幼稚園の桜、遠くにはメタセコイヤの並木が借景となる。

窓辺には花台を設けて、ささやかながらもそれらと繋がっていく気配を持たせた。

1階は子どもらの成長に合わせて3部屋に仕切れる構成とし、ロフトは当面のプレイルーム兼、将来のMBRとして使用する。

夕方、通学路から見上げると2階の窓から明かりが灯り、熊野杉の暖かさが街全体をやさしく出迎えてくれる。

9坪ハウスならぬ10坪ハウスのこの家は、家族と街にとって小さくとも大きな家になるだろう。
(ninkipen! /今津康夫)

木材仕様

構造材・端柄材

杉 桧

床板

[1・2階]杉 赤ム・上 巾105㎜×厚15㎜ 

浴室 羽目板

桧 ム・上 巾105㎜×厚15㎜

 

構造材から床板や羽目板などを使っていただいた住宅。

床板は杉の赤身材。色合いが揃うことから落ち着いた印象となり、柔らかなやさしい足触りが心地良い素材です。梅雨時期のサラッとした感触や、冬でも感じる足触りのあたたかさなど、暮らしの中で杉の様々な表情を感じてくれたら嬉しいです。
特殊サイズでオーダーいただいた化粧垂木もきれいに出来上がり、工場で木配りしていただいたことでより美しく設えられています。

撮影

河田弘樹

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